桜井恵三氏の商用サイトは流用・コピペだらけ?17

桜井恵三氏が運営する商用サイト、www.eikaiwanopl.jpにおけるコピペ疑惑追求 第17弾です。
これまでに確認した桜井恵三氏作成の上記サイトを含む流用・コピペ疑惑については下記を参照下さい。

今回 流用・コピペ疑惑を追求するのは、このページです。

現代の科学的筋トレから学ぶ英語学習方法
(html上のタイトルは「筋トレに学ぶ」)
www.eikaiwanopl.jp/information/brain/kintoremanabu.html
http://megalodon.jp/2011-1212-2216-53/www.eikaiwanopl.jp/information/brain/kintoremanabu.html
(2011年12月12日時点でのウェブ魚拓)

        :桜井恵三氏の商用サイトにおける表現
        :流用元と思われるサイトでの表現
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例113
「まず筋力アップするとはどういうことでしょうか。筋力とは基本的に筋肉の断面積に比例しますので筋肉が多くなれば筋肉量は増大します。しかしながら実際に数値通りのウエイトが上がるかというとそうではありません。それは筋繊維の動員率が関係してくるからです。」

「●筋力アップとはどういうことか

筋繊維の動員率———筋力とは基本的に筋肉の断面積に比例します。したがって筋肉が太くなれば数値上の筋力は増大します。しかしながら実際に数値通りのウエートが上がるかというとそうではありません。それは筋繊維の「動員率」が関係しています。」
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例114
「それでは動員される筋繊維を増やすにはではどうすればよいかというと、練習の負荷を徐々に上げて、高い負荷をかければかけるほど動員される筋繊維の数は増していき、それを運動神経に出す信号として覚えさせます。筋肉を増やさずに筋力アップとは神経レベルのトレーニングなのです。また負荷が高くなるほど回数がこなせなくなるのは、1回当たりに動員される筋繊維の数が増えたため交代要員がいなくなるためです。逆に負荷が軽くなれば、1回当たりの筋繊維が少ないため限界を迎えるまで何度も筋繊維が交代を繰り返し多くの回数をこなせることが可能になります。このように筋力アップとは負荷を高くし低回数で1回当たりの筋繊維の動員数を増やす事なのです。」

「動員される筋繊維を増やすには———ではどうすればよいかというと、上表の負荷設定を参考にして筋肉にかける負荷を徐々に上げていきます。高い負荷をかければかけるほど動員される筋繊維の数は増していき、それを神経に覚えさせます。つまり筋力アップとは神経レベルのトレーニングなのです。また負荷が高くなるほど回数がこなせなくなるのは、一回当たりに動員される筋繊維の数が増えたため交代要員がいなくなるためです。逆に負荷が軽くなれば、一回当たりの筋繊維が少ないため限界を迎えるまで何度も筋繊維が交代を繰り返し多くの回数をこなせることが可能になります。
まとめるとこうなります。


筋肥大———–負荷を低くし回数を多くこなして消費エネルギー量を増やす。
筋力アップ——負荷を高くし低回数で一回当たりの筋繊維の動員数を増やす。」

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例115
「また筋繊維の破壊には超回復の必要性も良く知られています。これは筋肉が伸張性収縮する場合起こるものです。例えばジャンプして着地する時に大臀筋や大腿四頭筋が伸張性収縮を起こしてブレーキ作用をかけ転倒を防止しています。この時に筋繊維の破壊が起こります。この破壊された筋繊維は休息と栄養補給で修復再生されることにより破壊前より筋肉が太くなっていきます。ウエイト・トレーニングの主たる目的はこれで、ウエイトを下ろす時に伸張性収縮が働き、高負荷でゆっくり下ろす事によってさらに伸張性収縮を効かせ破壊を増やすことができます。つまり筋肥大とは筋肉破壊から始まりますが、これは負荷を低くし回数を多くこなして消費エネルギー量を増す事により促進されます。 」

「筋繊維の破壊———–筋肉が伸張性収縮を起こした時に最も起こるといわれ、伸張性収縮とは筋肉が伸ばされてながら収縮する現象です。例えばジャンプして着地する時に大臀筋や大腿四頭筋が伸張性収縮を起こしてブレーキ作用をかけ転倒を防いでいます。このときに筋繊維の破壊が起こります。この破壊された筋繊維が、休息と栄養補給で修復再生されることにより筋肉が太くなっていきます(超回復)。ウエートトレーニングではウエートを下ろす時に伸張性収縮が働き、高負荷でゆっくり下ろす事によってさらに伸張性収縮を効かせることができます。下ろすスピードは、全力で上げた時のスピードを1とすると下ろしをだいたい2ぐらいにします。」
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例116
「また乳酸が増えると成長ホルモンの増える事も分かっております。乳酸とは筋肉が運動を続け糖質エネルギーを消費することによって産生される疲労物質です。この乳酸が短時間に集中して多く産生されればされるほど成長ホルモンも多く分泌されるといわれています。この成長ホルモンが筋肉の再生作用を促進させます。そのためには1セットの回数をできるだけ多くするか、または1セット当たりにかかる時間を30秒から40秒程度に設定する事により、より多くの糖質エネルギーを集中して消費することができます。逆にそれ以上長く練習できる低い負荷強度では酸素を多く必要とする有酸素運動となり筋肉の発達は望めないということになります。つまり普通の腕立て伏せ、腹筋、ヒンズースクワットなどを何十回も続ける事は筋肉を増加させる運動にはなりません。 」

「乳酸と成長ホルモン———–乳酸とは筋肉が運動を続け糖質エネルギー(筋グリコーゲン)を消費することによって産生される疲労物質ですが、この乳酸が短時間に集中して多く産生されればされるほど成長ホルモンも多く分泌されるといわれています。この成長ホルモンが筋肉の再生作用を促進させます。そして1セットの回数をできるだけ多くする(上表参照)、または1セット当たりにかかる時間を30秒から40秒(長くて1分程度)程度に設定する事により、より多くの糖質エネルギーを集中して消費することができます。逆にそれ以上長く続けられるような低い負荷強度では酸素を多く必要とする有酸素運動となり筋肉の発達は望めないということになります(例えば普通の腕立て伏せ、腹筋、ヒンズースクワットなどを何十回も続けるなど)。」
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例117
「1.負荷の問題

ダンベルの重さや回数など、適切な負荷をかけなければ筋肉は大きくなりません。また、ゆっくりとしたフォームで筋肉にしっかり刺激を与えたかどうかが重要です。


2.フォームの問題


正しいフォームで行うことは重要です。間違ったフォームでは、目的とする筋肉に十分な負荷がかからないばかりか、ケガの危険性も生じます。


3.トレーニング期間の問題


ウエイト・トレーニングは継続的に行なってこそ、十分な成果が期待できます。少なくとも3ケ月は継続して行わないと成果が現れにくいといえます。


4.トレーニング頻度の問題


トレーニングの頻度と回復のための休養の取り方も大切です。同じ部位のトレーニングは週に2~3回程度が適当です。トレーニングの間隔はあきすぎてもよくないし逆に過密すぎても良くありません。


5.栄養摂取の問題


多くの選手のパワー不足の原因として、栄養摂取の不足の問題も考えられます。ウエイト・トレーニングで筋肉を大きくしていくためには、タンパク質をはじめとする栄養素を積極的に摂る必要があります。」

「効果が得られなかった理由にはさまざまな点が考えられますが、主な要素をあけてみます。

負荷のかけ方が適切ではなかった
ダンベルの重さや回数など、適切な負荷をかけなければ筋肉は大きくなりません。また、ゆっくりとしたフォームで筋肉にしっかり刺激を与えたでしょうか。反動を使ってしまうと、結果として負荷が減少していしまいます。


フォームが正しくない
正しいフォームで行なうことは重要です。間違ったフォームでは、目的とする筋肉に十分な負荷がかからないばかりか、ケガの危険性も生じます。


トレーニング期間が短い
ウエイト・トレーニングは継続的に行なってこそ、十分な成果が期待できます。少なくとも3ケ月は継続して行なわないと成果が現れにくいといえます。

トレーニングの頻度が適切ではなかった
トレーニングの頻度と回復のための休養の取り方も大切です。同じ部位のトレーニングは週に2~3回程度が適当です。トレーニングの間隔はあきすぎてもよくないし逆に過密すぎても良くありません。


適切な栄養摂取ができていない
多くの選手のパワー不足の原因として、栄養摂取の不足の問題も考えられます。ウエイト・トレーニングで筋肉を大きくしていくためには、タンパク質をはじめとする栄養素を積極的に摂る必要があります。」

【例113~116の流用元と思われるサイト】
「ロードオブザ筋肉 – 筋肉の基本1」の旧ページ。
(既に削除済みなので http://archive.org  のアーカイブから引用)
http://web.archive.org/web/20060331064943/http://www.cudan.com/kinniku/kihon1.html
【例117の流用元と思われるサイト】
筋力トレーニング ~ワンランク上を目指す~
http://www.wataclub.net/sports/sp_muscle.html#パワーアップしなかった理由
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流用・コピペ疑惑のある文章/桜井恵三氏の文章 = 1415/2591(各々スペース不含の文字数)。
流用・コピペと思われるボリューム:54.6%。

文章の前半はコピペで構成し、最後の数行は自分に都合の良い文章で締めくくるという桜井恵三氏によるいつものパターンです。相変わらず散漫な印象は否めません。

例によって学術的な部分はコピペなのですが、桜井氏がコピペしているサイトの一つである http://www.cudan.com/kinniku/ のarchive.org上のトップページには、このような記載があります。

引用 ここから

※当サイトの記述内容を、自分のホームページにそっくりそのままコピーし、転載元も記さずさも自分が作ったオリジナルの文章であるかのようにふるまっている人がいます。画像・文章・その他あらゆる内容の無断複製転載はしないでください!

引用 ここまで

このサイト管理者の方は、以前から内容の無断転用に悩まされているようで、トップページから「無断転載反対キャンペーン」と称して、無断転用に対する意識啓蒙のブログがリンクされています。いくつかのサイトが盗用だとしてサイト名と内容が記載されています。

コンテンツはそれほど多くありませんが、自分で情報提供型のネット媒体を運営されている方には、その気持ちが良く理解できる内容です。研究者の論文等を含め、ネット上の情報はコピーライトフリーのアーカイブ集だと考えている桜井恵三氏にぜひ読んでいただきたいと思います。