桜井恵三氏の無料配布資料は流用・コピペだらけ?13

引き続き 桜井恵三氏が無料配布している資料である
http://rbiz.jp/facebook/data/ebook1.pdf (2011年6月22日版)
における流用・コピペ疑惑追求第13弾です。

これまでに確認した桜井恵三氏作成の上記サイトを含む流用・コピペ疑惑については下記を参照下さい。

今回は桜井恵三氏が無料配布しているpdf資料におけるコピペ疑惑、とりあえず最終編です。

        :桜井恵三氏の無料教材における表現
        :流用元と思われるサイトでの表現
——————————————————————————–
例その15
P.50 (ebook1.pdfにおけるページ番号)
「最近の研究では我々の身体の機能はカオスだらけだということがわかってきました。我々の心拍数も、脳波も、呼吸も、それに何かを覚えようとするときの脳細胞の興奮にも、カオス的な振る舞いがあることがわかってきています。」

「また,心拍数や脳波,呼吸,何か
を覚えようとするときに使われる脳細胞の興奮などと
いった身体の機能にも,カオス的な振る舞いが発見さ
れている.」

【流用元と思われるサイト】
ほぼ日刊イトイ新聞 – がんばれ森川くんの遺伝子くん「森川くん、人工知能の本をここで再編集。」
http://www.1101.com/morikawa/2001-07-30.html
———-
P.53 (ebook1.pdfにおけるページ番号)
「強化学習とは未知な環境において、試行錯誤を繰り返し、出来る限り多くの報酬を得られるような行動を学習するアルゴリズムです。」

「強化学習とは
未知な環境において試行錯誤を繰り返し、できる限り多くの報酬を得られるような行動を学習する手法」

【流用元と思われるサイト】
早稲田大学 理工学部 村田研究室 学生の研究報告
http://www.eb.waseda.ac.jp/murata/keisuke.endo/openhouse/rf.php
———-
P.54 (ebook1.pdfにおけるページ番号)
「TD誤差学習(Temporal Difference Learning)とは現在、強化学習として一般的に用いられている手法です。TD学習とは自分自身の評価を行い、それを更新するための手法を提案するものです。TD学習ではTD誤差と呼ばれるものを用いて、この誤差を0に近づけていくという方法で学習を進めます。TD誤差とは現在の状態の評価値と実際に行動してみてその状態の評価が正しかったかどうかという誤差になります。」

「現在,強化学習として一般的に用いられている手法は,TD学習(Temporal Difference Learning)である.
TD学習とは,自分自身の評価を行い,それを更新するための手法を提案するものである.TD学習ではTD誤差と呼ばれるものを用いて,この誤差を0に近づけていくという方法で学習を進める.
TD誤差とは,現在の状態の評価値と実際に行動してみて,その状態の評価が正しかったかどうかという誤差である.」

【流用元と思われるサイト】
同志社大学 理工学部 インテリジェント情報工学科 知的システムデザイン研究室 2004年度学生研究
http://mikilab.doshisha.ac.jp/dia/research/person/suyara/RL/TD-Learning/
———-
P.56 (ebook1.pdfにおけるページ番号)
「特に言語ではヒューリスティクス(Heuristics)が重要になりそれは経験的発見のことです。発見的方法とも呼ばれます。何かの対応をしなければいけない時に、たとえ合理的で最適な対応案があるとしても、その対応案を考えるのに時間がかかって、対応が間に合わなかったら意味がありません。こういう場面は、日常生活の中でもあります。人間の 意思決定は、必ずしも合理的な結論ではなく、経験が根拠になっていることが多々あります。ヒューリスティクスの重要性は、スピードにあります。」

「ヒューリスティクス(Heuristics)とは、経験則のことです。 発見的方法とも呼ばれます。
何かの対応をしなければいけない時に、 たとえ合理的で最適な対応案があるとしても、 その対応案を考えるのに時間がかかって、対応が間に合わなかったら、意味がありません。 こういう場面は、日常生活の中でもあります。
人間の 意思決定 は、必ずしも合理的な結論ではなく、 経験が根拠になっていることが多々あります。 ヒューリスティクスの重要性は、スピードにあります。」

【流用元と思われるサイト】
環境と品質のためのデータサイエンス ヒューリスティクス
http://heartland.geocities.jp/ecodata222/ed/edj1-8-2.html
———-
P.70 (ebook1.pdfにおけるページ番号)
「高齢者の難聴は、必ずしもすべてが老人性難聴、内耳感覚細胞の老化だけでなく、他にも漫出性中耳炎、聴神経腫瘍、騒音性難聴などの原因もあります。」

「また、高齢者の難聴は、必ずしもすべてが老人性難聴だけではなく、他にも漫出性中耳炎、聴神経腫瘍、騒音性難聴などの原因もあります。しかも加齢が進むほど、症状の個人差は大きくなります。」

【流用元と思われるサイト】
My介護の広場 聴覚編
http://www.my-kaigo.com/pub/individual/chiebukuro/taiken/choukaku/
——————————————————————————–

次回はこれまでの桜井恵三氏無料配布pdf資料における流用・コピペ疑惑のまとめを行い2011年の締めくくりとします。

桜井恵三氏の無料配布資料は流用・コピペだらけ?13」への1件のフィードバック

  1. 明けましておめでとうございます。
    毎回どうもお疲れ様です。今年はいい年になるといいですね。

コメントは停止中です。