桜井恵三氏の無料配布資料は流用・コピペだらけ?まとめ

引き続き 桜井恵三氏が無料配布している資料である
http://rbiz.jp/facebook/data/ebook1.pdf (2011年6月22日版)
における流用・コピペ疑惑追求のまとめです。

桜井恵三氏作成の上記資料における これまでの流用・コピペ疑惑については下記を参照下さい。

今回は桜井恵三氏が無料配布しているpdf資料におけるコピペ疑惑をまとめてみました。

桜井恵三氏の無料配布pdf資料は全73ページに渡る資料です。総文字数(スペース不含)で68,679に及びます。
このうち表紙、目次、奥付を除いた部分の総文字数(スペース不含)は63,636です。
これまで紹介したネットからの流用・コピペの可能性が非常に高い部分の総文字数(スペース不含)は9,686です。この結果、ネットからの流用・コピペの可能性が非常に高い部分の割合は約15%となり相対的には低いように見えます。

ところが、桜井恵三氏が流用・コピペした範囲を目次に適用すると非常に興味深い結果が表れます。 桜井恵三氏の無料配布pdf資料には章立てで38の項目がありますが、そのうち18の項目についてネットからの流用・コピペが見受けられます。

桜井恵三pdf

桜井恵三氏の言う英語学習方法が「科学的」だと主張する論もどきの前提となっている根幹部分については、その多くの部分がネットからの流用・コピペによるものです。
桜井恵三氏が自らの手で語っている部分は、おそらく氏が提唱する学習方法部分だけだと思われます。

この事実が何を語っているか賢明な皆様には容易に御理解いただけるものと思います。
桜井恵三氏が提唱する英語学習方法が「科学的」であることを修飾するために、ネットで容易に参照できる第三者の文章を勝手に流用し、オリジナルの文章の前後関係とは無関係に、もしくはその全てを 自分に都合の良いように切り貼りして繋ぎ合わせているのです。
それを具体化したものが無料教材の「ebook1.pdf」です。

無料教材であるから許される行為なのでしょうか?
実は桜井恵三氏は有料教材でも同様のことを行っています。
桜井恵三氏が運営している教材販売サイト http://oboeru.info/ で2,000円で販売している基本500例文学習セット(男性音声)に含まれている教材に streamtoriron.pdf というファイルがあります。
このファイルは「英語を覚えるための音のストリームと最適性理論」というタイトルが付いていますが、無料配布資料との違いは このタイトルと日付が2011年8月22日になっているだけでそれ以外には内容の相違はありません。

つまり、桜井恵三氏はネットからの流用・コピペの可能性が非常に高い文章で組み立てた教材を無料で配布していると共に同じ内容の教材を有料で販売しているわけです。
このことは桜井恵三氏のネットに関する意識「お前の物は俺の物、俺の物は俺の物」というジャイアン主義の基本的なスタンスと倫理性の欠如をを端的に表しているのでしょう。

桜井恵三氏の無料配布教材の最後には、こんな表記があります。

桜井恵三氏著作権表示

第三者の著作権を犯して文章を組み立てた者が自らの著作権を主張する こんな滑稽な風景は見たことがありません。