桜井恵三氏の商用サイトは流用・コピペだらけ?13

桜井恵三氏が運営する商用サイト、www.eikaiwanopl.jpにおけるコピペ疑惑追求 第13弾です。
これまでに確認した桜井恵三氏作成の上記サイトを含む流用・コピペ疑惑については下記を参照下さい。

今回 流用・コピペ疑惑を追求するのは、このページです。

日本の英会話学校の歴史

www.eikaiwanopl.jp/information/history/gakkkonorekishi.html
http://megalodon.jp/2011-1212-2209-55/www.eikaiwanopl.jp/information/history/gakkkonorekishi.html
(2011年12月12日時点でのウェブ魚拓)

        :桜井恵三氏の商用サイトにおける表現
        :流用元と思われるサイトでの表現
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例78
「1973年頃には300円近くだったドル換算レートも少しずつ上がり、1980年頃にかなりの英会話学校ではネイティブの採用を増やしました。その当時はまだ英会話スクール最大手のNOVAはまだ小さく現在のジオスやイーオンも存在せず両校も前身のアンビックと呼ばれていました。まだその頃は東京で著名な英会話学校は老舗がまだ巾を利かせており、日米会話学院、エレック、神田外語学院、津田英語会、ケンブリッジ、ベルリッツ、ECCが大手学校としてありました。その当時のレッスン形態はまだ古典的なクラスシステムで曜日と時間帯を決めて毎週20人前後の生徒に対して1人の先生が指導するものでした。」

「私は約20年前に獨協大学(外国語学部英語科)を卒業後に大手英会話スクール(ECC外語学院)にスタッフとして就職した。現在の英会話スクール最大手のNOVAはまだ小さく、私はその存在さえ知らなかった。現在のジオスやイーオンも存在せず両校の前身アンビックが徳島から東京に進出して来たところだった。東京で著名な英会話学校は老舗がまだ巾を利かせており、日米会話学院、エレック、神田外語学院、津田英語会、ケンブリッジ、ベルリッツ、そしてECCが大手だったと記憶している。その当時のレッスン形態は古典的なクラスシステムで曜日と時間帯を決めて毎週20人前後の生徒に対して1人の先生が指導するものだった。」
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例79
「1980年後半には外国人講師が10名から30名で構成されたクラスを教えるものが多くなりました。この頃から小人数でのディスカッションが主体のクラスも増えてきました。当時人気があったのは科学的でシスティマティックなオーディオ・リンガル・メソッドによる会話文の暗記暗唱、テープによるリスニング練習、ドリル教材によるパターン・プラクティス、会話教材による応用会話練習でした。全体学習、ペア学習、個別チェックを絶妙に組み合わせてレッスンが展開され、これらのクラスは非常に人気がありました。」

「私もECCで1クラス最大24人定員のクラスをいくつか担当した。4サイクルシステムという大人数クラスでも最大限英語を話す機会を生徒へ与える教え方をした。私は専攻が英語だったので大学で外国人講師の英会話のレッスンをいくつか履修したがクラスサイズは10名から30名位で、1年間習っても会話力が上達したとは思えなかった。唯一、あまり人気のない先生の授業は小人数でのディスカッションが主体で英語を話すことに少し慣れた気がした。ECCでの教え方はそんな私の度肝を抜くほど科学的でシステマティックだった。具体的にはオーディオリンガルメソッドによる会話文(dialog)の暗記暗唱、テープによるリスニング練習、ドリル教材によるパターンプラクティス、会話教材による応用会話練習だ。全体学習、ペアー学習、個別チェックを絶妙に組み合わせてレッスンが展開され、大部分の生徒もその虜になった。」
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例80
「しかしそんなクラスレッスンに強敵が現れました。それは8~10名前後のサロン式英会話レッスンでした。新宿・渋谷・銀座を拠点にした大型英会話スクールでASAコミュニティーサロンと呼ばれていました。そのサロン式英会話は丸テーブルを囲んで講師と生徒が会話しながら学ぶ教え方だったのです。クラスシステムではレッスンの曜日と時間帯が決められていたが、サロン式では生徒が習いたい日時に予約を取る、いわゆるフリータイム予約制を日本で初めて導入しました。一般的なクラスレッスンでは講師が白板を背にして生徒全員の前に立ち生徒を見下ろしながら指導する形態、一般的には講師の発話をリピートする声を揃えてのコーラルプラクティスと呼ばれるものでした。」

「しかしそんなクラスレッスンに強敵が現れた。8~10名前後のサロン式英会話レッスンだ。ASAコミュニティーサロン(新宿・渋谷・銀座を拠点にした大型英会話スクール、以下ASAと呼ぶ)が開発したサロン式英会話は丸テーブルを囲んで講師と生徒が会話しながら学ぶ教え方だった。また、クラスシステムではレッスンの曜日と時間帯が決められていたが、サロン式では生徒が習いたい日時に予約を取る、いわゆるフリータイム予約制を日本で初めて導入した。一般的なクラスレッスンでは講師が白板を背にして生徒全員の前に立ち(生徒は全員椅子に座って講師と対面する、一般的な学校の教え方)生徒を見下ろしながら指導する形態、声を揃えてのコーラルプラクティス(一般的には講師の発話をリピートする)。」
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例81
「でもこの方式はどうしても講師の説明が長くなり個々の生徒の発話は先生の質問に指名されて答える時だけだ。講師が生徒と同じ丸テーブルに座って生徒と同じ目線で会話を促すサロン式英会話はある意味画期的な教え方でありフリータイムシステムも忙しい社会人にはとても便利だったのです。年間受講料が40万円近くしたにも拘わらず人気があり、メジャーとなるかと思われましたが、ASAは外食業界に進出、多角経営化を図ったがそれが裏目に出て、倒産してしまいました。」

「どうしても講師の説明が長くなり個々の生徒の発話は先生の質問に指名されて答える時だけだ。講師が生徒と同じ丸テーブルに座って生徒と同じ目線で会話を促すサロン式英会話はある意味画期的な教え方でありフリータイムシステムも忙しい社会人にはとても便利だったので(年間受講料が50万円近くしたにも拘わらず)人気を博し、一世を風靡するかに思えたが、ASAが外食業界に進出、多角経営化を図ったがそれが裏目に出て、本業の英会話ビジネスで巨額の利益を出しながら倒産してしまった。」
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例82
「そのスタイルのサロン式英会話はNOVAなどに引き継がれ丸テーブルを囲んで3~4名のフリータイム制グループレッスンとして行われているのが現在です。しかし最近は3人のグループレッスンで満足していない学習者が増えつつあります。グループで一番会話ができ積極的に話す人以外はどうしても臆して積極的に話せない。特に自分よりよくできる人が居ると緊張してうまく話せない人は意外と多い。45分のレッスンで自分が話している時間は10分にも満たないと不平が多くあります。」

「ASAのサロン式英会話はNOVAなどに引き継がれ丸テーブルを囲んで3~4名のフリータイム制グループレッスンとして行われている。しかし最近は3人のグループレッスンで満足していない学習者が増えつつある。グループで一番会話ができ積極的に話す人以外はどうしても臆して積極的に話せない。特に自分よりよくできる人が居ると緊張してうまく話せない人は意外と多い。45分のレッスンで自分が話している時間は10分にも満たないと不平を言う。」
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例83
「1対1でレッスン中すべての時間を先生と心行くまで英語を話したいとの学習者の欲求を満足させるプライベート専門のスクールが2000年頃にぐっと増えてきました。かつては1時間1万円という高嶺の花だったプライベートレッスンがその半値以下で受けられるようになったからです。その先鞭を切ったのがマンツーマンレッスンのGABAです。現在でこそ東京の拠点でNOVAと軒を共にするスクール展開をしているが、5年前ぐらい前までは外国人講師を紹介し、生徒が外国人講師宅や喫茶店でプライベートレッスンを受けるという講師紹介業社でした。今はこのGABA発案の講師紹介業はインターネットを活用して多数のエージェントやスクールにより引き継がられています。」

「「1対1でレッスン中すべての時間を先生と心行くまで英語を話してみたい。」そんな学習者の欲求を満足させるプライベート専門のスクールがここ3~4年ぐっと増えて来た。かつては1時間1万円という高嶺の花だっだプライベートレッスンがその半値以下で受けられるようになった。その先鞭を切ったのがマンツーマンレッスンのGABAである。現在でこそ東京の拠点でNOVAと軒を共にするスクール展開をしているが、5年前ぐらい前までは外国人講師を紹介し、生徒が外国人講師宅や喫茶店でプライベートレッスンを受けるという講師紹介業社だった。

今はこのGABA発案の講師紹介業をインターネットを活用して多数のエージェントやスクールが引き継いでいる。私共エース英会話スクールもそのひとつである。(興味のある人は是非HPで詳しいシステムを確認してほしい。)」

【例78~83の流用元と思われるサイト】
最も効果的な英会話の教え方:プライベートレッスン: 外国語教育&学習
http://ace.air-nifty.com/english/2004/08/post_2.html
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流用・コピペ疑惑のある文章/桜井恵三氏の文章 = 1589/2470(各々スペース不含の文字数)。
流用・コピペと思われるボリューム:64.3%。

外国語学習理論の後は日本における英会話学校の歴史だそうですが、相変わらず流用・コピペと思われる部分を多用する桜井恵三氏です。

1ドル=120円との記述があり、いつの時代の話なのかとツッコミたくなるのですが、コピペとしての初出は2007年12月の桜井恵三氏のブログのようです。(流用元の文章は2004年8月のもの)文章を使い回すにしても、このような時事的内容を含む話を語るには それなりの表現を用いればよろしいのにと思いますし、円為替の変動相場制が導入されてから30年以上経た後に「『急に』3倍になった」(『』は筆者)と語るあたりは桜井恵三氏の時間認識と経済認識は一体どうなっているのかと(笑)。

流用・コピペ元は同業者である英会話教室を主宰されている方のブログです。同業者に対しては、自分の意見と異なれば攻撃・粘着したり、攻撃対象であるにも関わらず自論であるかのように引用したりするのが桜井恵三氏の常ですが、結局は自分にとって都合の良い話を求めてネットを彷徨っている「情報難民」が桜井氏なのでしょう。