桜井恵三氏の無料配布資料は流用・コピペだらけ?6

引き続き 桜井恵三氏が無料配布している資料である
http://rbiz.jp/facebook/data/ebook1.pdf (2011年6月22日版)
における流用・コピペ疑惑追求第6弾です。

桜井恵三氏作成の上記資料における これまでの流用・コピペ疑惑については下記を参照下さい。

以前にも一例を紹介しましたが、今回は桜井恵三氏が用いるキーワードの一つである「最適化理論」のコピペ疑惑です。

        :桜井恵三氏の無料教材における表現
        :流用元と思われるサイトでの表現
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例その7
P.29(桜井恵三氏のpdfファイルのページ番号)
「最適性理論とは出力される言語現象に対して、多くの制約の中から想定できる可能な出力候補(candidates)らもっとも最適な出力を選び出す仕組みと言えます。」

「最適性理論は,出力される言語現象に対して,想定できる可能な出力候補 (candidates)の中からもっとも最適な出力を選び出す仕組み。」

【①の流用元と思われるサイト】
「最適性理論(OT)の可能性と問題点」 広島大学 吉田光演教授
http://home.hiroshima-u.ac.jp/mituyos/optimalityYoshidaMs2010.pdf

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例その8
P.30
「人間は外界からの情報をより確かに知覚するために、五感や体性感覚(平衡感覚,空間感覚など)といった複数の感覚の情報を組み合わせて処理しています。このような情報処理をマルチモーダル情報処理といい、バーチャルリアリティや音声認識などへの応用などが期待されています。」

「人間は外界からの情報をより確かに知覚するために、五感や体性感覚(平衡感覚、空間感覚など)といった複数の感覚の情報を組み合わせて処理していて、このような情報処理をマルチモーダル情報処理という。」

【②の流用元と思われるサイト】
「ヒューマンメディア工学 第2回レポート課題」 中央大学 理工学部経営システム工学科ヒューマンメディア工学 学生の課題レポート
http://www.indsys.chuo-u.ac.jp/~kato/HM10/Rep-100419/HM-d77125-100419-v1.pdf
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桜井恵三氏の無料配布資料は流用・コピペだらけ?での例その2(下記に転載)についても「最適性理論」に関するものですので、都合3つの流用です。
(P.28とは桜井氏のpdfファイルにおけるページ番号)

例その2
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P.28

「一般的に言語教育では、言語ごとに決まった規則があるという見方がされますが、最適性理論はそういう言語ごとに規則があるという見方を否定します。」

【流用元と思われるサイト】
http://barrel.ih.otaru-uc.ac.jp/library/1700thInterview.jsp
「一般的には、言語はシステムであると考えられていますし、言語ごとに決まった規則があるという見方がされています。これに対して、最適性理論はそういう言語ごとに規則があるという見方を否定します。」
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例その8に至っては大学関係者とは言え、学生さんが2010年度の講義へのレポートとして提出した資料からの流用です。
自分に都合の良い文章なら、桜井恵三氏は何でもつまんでしまうんですね。

桜井恵三氏はこの数年に渡りネットで連呼しているビジネスの一番のキーワードでさえ、自分の商材上でも自らの言葉では語れず、表現上の肝心な部分は流用しているのです。
これがどういうことを意味するか 私が説明するまでもなく、皆様はおわかりですよね?

桜井恵三氏のコピペ疑惑追及、決して小出しにしているわけではありませんが、まだネタは尽きません。